「昨日まで元気に食べてたのに、急に餌を食べなくなった…」そんな経験、フトアゴを飼っているとほぼ必ずあります。私も最初は本当に焦りました。でも、食べない原因によって対処法は全く違います。むやみに餌を変えたり、無理に食べさせようとすると、かえって逆効果になることも。まずは原因をしっかり見極めることが大切です。この記事では、フトアゴが餌を食べなくなる主な原因とそれぞれの対処法を、飼育経験をもとにわかりやすく解説します。

うちのフトアゴも小さい時に何度か拒食気味になったことがあります!最初は本当に焦ったけど、原因がわかると意外と落ち着いて対処できるようになりました。焦らないで、一緒に原因を探していきましょう!
フトアゴが餌を食べなくなる主な原因

フトアゴが食べなくなる理由はいくつかのカテゴリに分かれます。それぞれの特徴と対処の方向性をまとめました。
| 原因カテゴリ | 主な特徴 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 環境要因 | 温度が低い、ライト不足、ケージが狭いなど | 飼育環境を見直す |
| 生理的要因 | 脱皮前、発情期、冬眠モードへの移行 | 様子を見る・環境を安定させる |
| 心理的要因 | 引っ越し直後、触りすぎ、同居ストレス | 刺激を減らし安心させる |
| 病気・体調不良 | 元気がない、体重減少、排泄異常など | 早めに動物病院へ |
環境要因(温度・ライト不足など)
フトアゴは変温動物なので、温度が低いと消化機能が落ち、食欲も下がります。バスキングスポットが35〜40℃、ケージ全体のクールサイドが25〜28℃程度を確保できているか確認しましょう。また、UVBライトの照射時間が短かったり、ライトが古くなって紫外線量が落ちていると、体調に影響することがあります。
生理的要因(脱皮前・発情期・冬眠モード)
脱皮前は体がだるい状態になるため、食欲が落ちることがよくあります。皮膚が白っぽく曇ってきたら脱皮のサインです。また、成体(特にオス)は発情期に食欲が極端に落ちることがあります。秋〜冬にかけてすごく気温が下がる時は、野生の本能で冬眠モードに入ろうとすることもあります。このような生理的な原因の場合は、無理に食べさせず様子を見ることが大切です。
心理的要因(ストレス・環境変化)
新しい環境に移ったばかりのフトアゴは、慣れるまでに時間がかかります。また、触りすぎや見知らぬ人の頻繁な接触、ケージの近くに他のペットがいるなども強いストレスになります。ストレスが原因の場合は、まず安静にさせて刺激を減らすことが先決です。
病気・体調不良
内部寄生虫(コクシジウムなど)、口内炎(マウスロット)、代謝性骨疾患(MBD)なども食欲低下の原因になります。元気がない、体重が目に見えて落ちている、排泄に異常がある場合は、生理的・環境的な原因ではなく病気の可能性があります。
【原因別】食べないときの対処法

温度・環境が原因のとき
まず温度計でバスキングスポットとクールサイドの温度をしっかり確認します。温度が低ければバスキングライトのワット数を上げるか、ライトとバスキングスポットの距離を近づけましょう。UVBライトは6〜12ヶ月で交換が推奨されています。ライトの照射時間は1日10〜12時間を目安に。
脱皮前・生理的理由のとき
脱皮前や発情期、冬眠モードのときは無理に食べさせようとしないことが一番大切です。温浴を週1〜2回行うと脱皮が促進され、体のだるさが解消されて食欲が戻りやすくなります。冬眠モードの場合は、ライトのタイマーを調整して日照時間を確保し、温度を適切に保つことで冬眠を防ぐことができます。
ストレスが原因のとき
引っ越し直後や環境変化があった場合は、最低でも1〜2週間はそっとしておくことが重要です。ハンドリングは控え、ケージをあまりいじらないようにしましょう。餌を与えるときも静かにそっと置いて、じっと見ないようにするのもコツです。フトアゴは視線をストレスに感じることがあります。

うちでは毎晩ケージにタオルをかけて目隠しをしています。引っ越し直後にこれをしたら3〜4日で落ち着いてくれて、食欲も戻りました!フトアゴって視線にけっこう敏感なので、「見ない」ことがいちばんの薬になることもあるんです。
病気・拒食が疑われるとき
上記の原因に当てはまらず、1〜2週間以上食べない状態が続く場合、または元気がない・体重が急激に落ちている場合は、迷わず爬虫類を診られる動物病院へ連れて行きましょう。特にベビーや幼体の場合は数日で危険な状態になる可能性があるため、早めの受診が必要です。
ベビー・ヤングの餌食べないは特に注意

成体と違い、ベビーや幼体のフトアゴは体に蓄えられているエネルギーが少ないため、食べない状態が数日続くだけで体重が急落し、命に関わることがあります。
- 虫餌メインが基本:ベビー期は野菜より虫(コオロギ・デュビアなど)のほうが食いつきがよく、栄養価も高いです。野菜への食いつきが悪くても焦らずに。バランスのいい人工フード(柔らかいもの)もOK.
- 少量頻回給餌:1回の量を少なくして、1日3〜5回に分けて与えるのが理想です。
- 適切なサイズの餌:目と目の間の幅より大きい餌を与えると消化不良や誤嚥の原因になります。
- 温度管理が最重要:ベビーは特に温度の影響を受けやすいです。バスキングスポットをしっかり確保しましょう。
ベビーが2〜3日以上まったく食べない場合は、早めに爬虫類専門に相談するか、動物病院にいくことをおすすめします。
食欲を引き出すななママ流の工夫

わが家で実際に効果があった食欲アップの方法をまとめました。
- 温浴後に餌を出す:温浴で体が温まると消化機能が上がり、食欲が戻りやすくなります。温浴直後に餌を置いてみてください。
- 虫を動かして見せる:生き餌のコオロギをピンセットでつまんで動かすと、狩猟本能が刺激されて食いつくことがあります。目を瞑ったら、顎の下を触って起こしましょう。
- 新鮮な野菜に切り替える:野菜が古くなっていると食べないことがあります。毎日新鮮なものを少量用意しましょう。新鮮な果物も可🍓
- 食欲増進効果のある野菜を使う:チンゲン菜や小松菜は比較的食いつきがよいです。カボチャを少量混ぜると食欲を引き出す効果があることも。
- ベビーフードを少量添える:かぼちゃやにんじんの無添加ベビーフードを野菜に少量混ぜると、匂いにつられて食べ始めることがあります。
- 餌やりの時間を変える:朝よりも午前10時〜12時ごろ、バスキングで体が十分温まった頃に与えると食いつきがよいです。

うちはコオロギ・デュビア・カイコをメインにしています。コオロギは比較的どんな時も食欲を示します。デュビアは脱走しにくいし、臭いも少ないので扱いやすくておすすめです!カイコは柔らかいので美味しそうに食べますが、食べたくないって目を瞑る時もあります。食べない時期は特に、好きなコオロギを使うと効果的でした。
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こんなときは病院へ!緊急サイン

以下のサインが見られる場合は、自己判断せずに早めに爬虫類を診られる動物病院へ相談してください。
- 2週間以上まったく食べない(成体でも要注意)
- ベビー・幼体が3日以上食べない
- 体重が急激に減っている(週に10%以上の減少)
- 元気がない、動かない、目が閉じている
- 口から分泌物が出ている、口をずっと開けている
- 下痢が続く、排泄がない(1週間以上)
- 手足・しっぽがぷよぷよしている、腫れている
- 頭や体が震えている(神経症状)
まとめ:「食べない=病気」じゃない、まず原因を特定しよう
野菜の与え方や食べさせるコツはフトアゴに与える野菜とサプリ、温浴で腸の動きを促す方法はフトアゴの温浴方法もご参考に。

拒食気味のときや野菜に慣れていないベビーには、総合栄養食のゲルフードも選択肢のひとつです👇
- フトアゴが食べない原因は「環境」「生理的」「ストレス」「病気」の4つ
- まず温度・ライトなど飼育環境を確認するのが第一歩
- 脱皮前・発情期・冬眠モードは様子見でOKなことが多い
- ベビーの拒食は特に危険で、早めの対応が必要
- 原因不明で長期間食べない場合は迷わず病院へ
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食べない時期は本当に心配になりますよね。でも焦らず、まず原因を冷静に探してみてください。うちのフトアゴも何度も拒食を乗り越えて、今は元気に暮らしています!何かあればお気軽にコメントしてくださいね。


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